(23.2.20.月)曇り
私の愛車のゴルフWワゴンも、もう何年乗っていることになるんだろうか。
桂坂の〇〇研究センターに勤務していた頃に同僚がゴルフWワゴンに乗っていて、そのスタイルに惚れ込んで買ってしまった。シートやハンドルなども皮革仕様のかなりハイクラスなものだったので 前車が国産の大衆車だったこともあって 同僚たちから「宝くじでも当たったんか」などと冷やかされたもんだ。
今年の車検の時ぐらいで、手離し時かもしれないが、この春頃から、特に病の方がどうもなければ、この愛車をかって日本中をドライブして周ってやろうかなんて、なんとなく想っている。もちろん行き放しではなく、例えば、九州や四国などのエリアごとに一週間程度をかけて周るというプラン。もちろんヨメさんはついてこないだろうから私ひとりで周ることになる。車中泊なども混じえて、途中、行く先々の安価な宿に泊まり、その土地の美味しい食事を摂り、なんて夢みたいなことを想っている。
もちろんヨメさんにはまだ口外していない。ヨメさんはビビリだから、同行はしないだろうと思っている。行く先々の主だった観光地に鉄道などで来てもらって、その地で合流し、近辺を一泊ぐらいで観光し、また、帰ってもらうなんてのもいいかもしれない。
まあ、すべては、連休のど真ん中に予定されている基礎疾患(がん)の経過観察の諸検査 5月1日に造影剤全身CT、血液・尿検査、翌2日に脳MRI の結果次第ということになるだろう。
(23.2.21.火)雪のち晴れ時々曇り
今日火曜日は、ヨメさんがエル・スポーツのスイミング・スクールに行く日。
本来なら、私の方はいつものように『鬼の居ぬ間の映画鑑賞会』ということになるが、今日は、3月にドイツから帰国する娘一家の次男 当方にとっては下の方の孫 の保育園の入園オリエンテーションに出席した。
場所は、荒神口の京都地方法務局の南側のW保育園で長男も通っていた同じ保育園で、川端丸太町の娘宅からは歩いても10分もかからない距離。
長男の方が通っていた頃は、運動会や学芸会などでよく見学に行ったり、娘が用事で長男を迎えに行けない時などは、車で迎えに行ったりしていた。
園に入って案内を請うと、保母さんが「〇〇ちゃんのおじいちゃんですか」なんてことで、長男のことをよく覚えていてくれていた。ちょうど年中クラスの時の担任の先生も居合わせて、「年中の途中でドイツに行かはって・・・」なんて話されていたので、印象に残っていたようだ。
オリエンテェーションでは、最初に園長さんの挨拶があった。その後、具体的な園内で生活の説明などがあったようだが、私の場合は長男が通っていたこともあって、最初の挨拶が終わってから帰っても良いとのことだった。
来る時は京都バスの川端通りの荒神口で降りたが、帰路は府立文化芸術会館前から市バスで帰った。この日は一日中、雪が降ったり止んだりしていて、出かける時は自転車で行こうかと思ったりもしていたが、帰る頃にまた雪が降り出してたので、まあ、バスにしておいてよかった感じ。
(23.2.22.水)晴れ時々曇り
今日はヨメさんが娘宅の掃除に行くとのことで、なんやかやと荷物が多かったので車で娘宅まで送って行った。
ガソリンがそろそろなくなってきているな、と思っていたら、スタートしてからすぐにガソリン切れのインジケーターが点灯がした。そのため、川端丸太町までヨメさんを送って行って、帰路に給油と洗車・コーティングをするためにいつも利用している下鴨のガソリンスタンドに寄ることにした。洗車・コーティングが1時間半ほどかかるとのことだったので、車をガソリンスタンドに預けたまま、徒歩で、一旦、帰宅した。
帰宅してから、『鬼の居ぬ間の映画鑑賞会』 昨日は保育園に行ったためにできなかった ということで、クリント・イーストウッドの『荒野のストレンジャー』を観ていたら、途中でスマホが鳴って、洗車・コーティングが終了したとの連絡があった。
以前は、よく岩倉の方にある自動洗車場に行って、自分で洗車をしていたもんだが、さすがに、年々、体力的に負担になってきて、現在は、いつも利用していたこのガソリンスタンドで洗車・コーティングもしてもらうようになった。
一昨日の記事でも書いたが、私の愛車ゴルフWワゴンの走行距離は、十数年間で2万キロにも達していない。買った当初は、勤務場所が桂坂の〇〇研究センターだったので往復で20キロ以上あったが、現在は週に1回乗る程度で、しかも距離は数キロ程度だけなのでなかなか走行距離が延びない。春からのドライブ旅行が実現出来たら、一挙に距離を延ばせるだろうなぁ。
(23.2.23.木)晴れ
今日は、ほぼ1時間かけて、自転車で高野川・鴨川・賀茂川河川敷を中心にサイクリングした。
まず、いつものように洛北阪急スクエア南側の高野川東岸河川敷に降りてスタートして河川敷の道を南下、鴨川デルタの亀石を過ぎて鴨川東岸河川敷を丸太町橋まで行き、橋を渡って西岸河川敷に出た。気温はまだまだ寒いが、なんとなく春めいて人出も多くなってきた感じがする。
鴨川西岸河川敷で写真撮影をして、そのまま北上して出待ちまで戻った。そこから賀茂大橋、出町橋をくぐると、この辺りで鴨川が賀茂川と呼び名が変わる。この賀茂川西岸には加茂街道 「賀茂」川に並走しているのに「加茂」街道なんて呼称の区別は、京都人でも年配の「地の人」しか分からないだろう、加えて、出町を境に「鴨」川と「賀茂」川に呼称が変わるなんて、トリビアそのものという感じ が並走しているが、この街道は、歩道が敷設されていない二車線の道路だが交通量が多いため、自転車で車道を走るのはかなり危険が伴う。その代わりといってはなんだが、並走している賀茂川西岸の河川敷はかなり幅広く(鴨川西岸も同様)、フットサルやゲートボールなどの遊技場などが設られているところもある。この辺りは「下鴨」と言って、京都市内でも有数のリッチな住宅地が近いこともあって、犬の品評会かと思うほど、様々な犬種の犬を散歩させている人たちと行き交う。
植物園南側の北大路橋まで来て上道に上がろうかと思ったが、やり過ごして橋をくぐり、結局、植物園北側の北山大橋まで来てしまった。そこで一般道に上がって植物園北側の塀に沿って走り、北山通りをずっと東行して松ヶ崎を過ぎ、高野川まで来て松ヶ崎橋を渡って修学院に出て、川端通りの一筋東の大原街道を下がっていった。
【今日の読書356】※書名頭の数字は当方のブログ『読書リスト』の数字
A-42『昭和史 下』
B-46『利己的な遺伝子』
B-49『生物の世界』
B-48『量子革命』
E-23『自由対談』
E-24『若い読者のための短編小説案内』
F-82『ここから世界が始まる』
F-83『東京奇譚集』
G-14『失われた時を求めて14』
H-5『自省録』
I-24『読書の日記』
I-37『文学の淵を渡る』
K-24『現代小説作法』
L-8『それから』
コメント:だいぶ長い時間を要したが、やっと、B-46『利己的な遺伝子』を読み終えた。今、見てもかなりセンセーショナルな書名だが、発刊当時は多くの議論を喚起した書であったらしい。読後の印象としては、科学の啓蒙書というよりは、「遺伝」や「進化」に関する「思想」を披瀝した書という印象。全編を通じて「遺伝子」を擬人的に取り上げ、「生物は遺伝子によって利用される『乗り物』に過ぎない」という比喩表現などが溢れかえっているが、この比喩の多用により、かえって論述の本旨が分かりにくくなっているように思えてならない。これらの比喩的文章を除いたら、はたしてどれだけのことが書かれているのか、となんとなく思ってしまう。このカテゴリーの次の書としては今西錦司『生物の世界』にした。
F-83『東京奇譚集』を読み終え、これで村上春樹の小説はすべて読み終えたことになる 「読書リスト」に掲載してある村上春樹の小説は『風の歌を聴け』からスタートしているが、『1Q84』以後の長編小説は、このブログ開始前に読了している。あとは、いくつかエッセイやドキュメンタリーなどがあるので、読書リストの「F 小説一般」ではなく「E 実録・エッセイ等」のカテゴリーとして、E-24『若い読者のための短編小説案内』を選んだ。
【今日の映画356】※データは『映画.COM』のサイト等から入手
邦題:『舟を編む』(NHK-BSの録画で視聴)
原題:
製作年:2013年
製作国:日本
監督:石井裕也
出演:松田龍平/宮崎あおい/オダギリジョー/黒木華/小林薫/加藤剛
ストーリー:玄武書房の営業部に勤める馬締光也(松田龍平)は、独特の視点で言葉を捉える能力を買われ、新しい辞書「大渡海(だいとかい)」を編纂する辞書編集部に迎えられる。個性的な編集部の面々に囲まれ、辞書づくりに没頭する馬締は、ある日、林香具矢(宮崎あおい)という女性に出会い、心ひかれる。言葉を扱う仕事をしながらも、香具矢に気持ちを伝える言葉が見つからない馬締だったが・・・
コメント:評価は5点満点で、映画.COMは3.8、TSUTAYAは3.59、Filmarksは3.8で、私の評価は3.8とした。
出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書づくりに取り組む人々の姿を描き、2012年本屋大賞で第1位を獲得した三浦しをんの同名小説を映画化した作品。原作は読んでいない。
『舟を編む』という題名に惹かれた。「辞書を編纂する話」ということを知っていたが、「舟」というのが「言葉の海を渡る『舟』」という意味合いということは知らなかった。聞いてみるとなるほどという感じがする。加藤剛が辞書編纂を監修する言語学者の役で出演していたが、かつての二枚目俳優も歳をとったなぁ。TVドラマ『三匹の侍』 私のオヤジがよく観ていた や映画『人間の条件』の演技が懐かしい。その加藤剛をはじめ、キャスティングがみんなハマっている感じがする。登場人物に、この手の作品にありがちなイヤな人間 西岡正志(オダギリジョー)がそれっぽいところもあるが、調子のイイ、要領をカマスだけの男で悪意はない がいなくて、「善意の人」たちだけというのがいい。
【今日のジャズ356】※データは『ジャズ資料館』のサイト等から入手
タイトル:Stone Flower
アーティスト:Antonio Carlos Jobim
レーベル:CTI/キング
録音年月日:1970.
曲名:@Tereza My Love/AChildren's Games/BChoro/CBrazil/DStone Flower/EAmparo/FAndorinha/GGod And The Devil In The Land Of The Sun/HSabia/Brazil (alt take)
ミュージシャン:Antonio Carlos Jobim(p,el-p,g)/Urbie Green (tb)/Joe Farrell (ss)/Harry Lookofsky (vln)/Ron Carter (b)/Joao Palma (ds)/Airto Moreira (per)/Everaldo Ferreira (per)/Eumir Deodato (arr)
コメント:(CTIのプロヂューサー)クリード・テイラーはことあるごとにジョビンの作品を作ってきた。これがその最新バージョンで、いつものようにイージー・リスニング調の演奏が楽しめる。とはいえ、メンバーは最高だ。デオダート (arr,g)、ロン・カーター、ジョアン・パロマ (ds)、アイアート・モレイラのリズム・セクションにアビー・グリーン (tb)、ジョー・ファレル (ss)、ヒュバート・ロウズを拝した布陣は、このレーベルならでは。(『レーベルで聴くジャズ名盤1374』から引用)
<YouTubeライブ映像>
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