2023年01月26日

逃病日記468(23.1.26.木)

(23.1.23.月)曇り時々晴れ
 寒い寒い一週間がスタートする。やたら「10年に一度」とかの天気予報が飛び交っている、さすがにこれだけ寒いと外に出るのも、ほんと億劫になる。
 東京調布市に住んでいる孫がこの4月から小学生になるので、ランドセルか学習机でも買ってもらおうと  この時期だとすでに買ってしまっているかもしれないが・・・  現金書留を送付しておいた。現金書留なんて今でもあるんだ、まさに「昭和の遺物」という感じ。振込みでもいいんだろうが、やはりお年玉や入学祝いなんかは現金じゃなと、なんとなく味気ない感じがするわなぁ。

(23.1.24.火)曇り時々雪
 先週木曜日の朝日新聞夕刊の連載「三谷幸喜のありふれた生活」に、三谷氏が映画監督の馬場康夫氏のユーチューブ番組「ホイチョイ的映画生活」に出演した旨の記事が載っていた。
 それで早速『馬場康夫 ホイチョ的映画生活』を観てみたが、三谷氏が出演している回では『十二人のいかれる男』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』などが話題になっていた。ついでに他の回の「ゴッドファーザー解説」を観たら、『ゴッドファーザー』の企画段階からの撮影経緯をドラマ化した『ジ・オファー ゴッドファーザーに賭けた男』が紹介されていた。U-NEXTで確認したら『ゴッドファーザー』シリーズとともにこの番組も配信されていた。ただ1時間番組で10回もあるので観るのをちょっとためらったが、とりあえず1回だけでもと思って観てみたら、これがなかなか面白く、ハマってしまって全編を観てしまった。
 『ゴッドファーザー』は、もちろん三作とも、これまでに何回も観ているので、このドラマで取り上げられているあのシーン、このシーンが、「へぇ〜、そうなんや」なんてふうに裏事情を知り、懐かしくなって、また『ゴッドファーザー』も観たくなってきた。

(23.1.25.水)雪
 「♫ 雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう〜♫」の予報のとおり、昨晩の深夜から今日にかけて、朝の京都は大雪になった。
 私が住んでいる京都の左京区では、今出川通り、北大路通り、北山通りを境目にして降る雪の量が段階的に変わると言われているが、今日の降雪量は、見た感じでは6〜7センチぐらい。もちろんこの冬、初めての雪で一番の大雪となった。思わずベランダに出てシャッターを切ってしまった。

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(23.1.26.木)晴れ時々曇り
 水曜日に『ジ・オファー ゴッドファーザーに賭けた男』を観たが、その後も続けて『ゴッドファーザー』シリーズ三作を観続けている。
 『馬場康夫 ホイチョ的映画生活』の「ゴッドファーザー解説」によると、『ゴッドファーザー パート3』は、全米公開30周年を記念して製作された新バージョン  コッポラ監督自身の手により再編集を施し、オリジナルネガからの4Kスキャンやデジタルレストア、新たなオープニング、エンディングシーン、音楽の追加などが行われた  があり、馬場氏の解説によるとこの新バージョンの方が面白いそうだ。
 U-NEXTで配信されているのはこの新バージョン『ゴッドファーザー最終章 マイケル・コルレオーネの最期』の方だった。内容的にどのように変化しているのか確認したくて『ゴッドファーザー パート3』の配信を探してみたが、U-NEXTでも、Amazon Prime Videoでも配信されていなかった。唯一、TSUTAYA宅配レンタルに、旧版の『ゴッドファーザー パート3』があったのでレンタル注文をしておいた。
 新バージョンだけを観た限りでは、旧版では、ラストシーンでマイケル・コルレオーネが椅子から(亡くなったかのように)崩れ落ちてしまうが、新バージョンではそのシーンはカットされ、「コルネオーレの死」を暗示させるシーンはなかった。

【今日の読書348※書名頭の数字は当方のブログ『読書リスト』の数字
@-24『夏目漱石を読む』
A-42『昭和史 下』
B-46『利己的な遺伝子』
B-47『物理学の原理と法則』
B-48『量子革命』
E-23『自由対談』
F-81『神の子どもたちはみな踊る』
F-82『ここから世界が始まる』
G-11『失われた時を求めて13』
H-4『パンセU』
H-5『自省録』
I-24『読書の日記』
K-22『深くておいしい小説の書き方』
L-6『三四郎』
コメント:やっと、B-47『物理学の原理と法則』を読み終えた。比較的薄い本だったが、その分、難解な物理現象・理論の説明の記述が簡略化されているので理解しづらい。次は『量子革命』だが、こちらの方は前著の3倍以上のページ数で、相対性理論から量子論に至る「量子革命」に関する歴史的物語を描いた書。

 H-4『パンセU』は、最後の「幾何学的精神について」にさしかかった。この章は就寝前の僅かの時間の読書には向いていないので、昼間の通常の読書時間帯に読むことにした。この就寝前に読む本として、新たにマルクス・アウレーリウス『自省録』をセレクトした。モンテェーニュの『エセー』も考えたが、所持しているのは「中公クラシックス」版の全3冊で長丁場になるため、まずは『自省録』にしておいた。

今日の映画348】※データは『映画.COM』のサイト等から入手
邦題:『21ブリッジ(Amazon Prime Videoで視聴)
原題:21 Bridges
製作年:2019年
製作国:中国・アメリカ合作
監督:ブライアン・カーク
出演:チャドウィック・ボーズマン/シエナ・ミラー/ステファン・ジェームズ/
ストーリー:ある夜、マンハッタン島のブルックリンの店に押し入った2人組の強盗犯と警官隊の銃撃戦が発生し、犯人は逃走し、警官に多くの犠牲者が出る事態に。やがて警察官だった父を殺された過去を持つニューヨーク市警の刑事アンドレ・デイビス(チャドウィック・ボーズマン)が現場に到着し、麻薬取締班のフランキー・バーンズ刑事(シエナ・ミラー)とコンビを組み捜査の指揮にあたる。さっそく21の橋を含むマンハッタン島全域の完全封鎖という大胆な作戦を決行し、犯人追跡に乗り出すアンドレだったが、事件の真相に迫るうちに思わぬ事実が浮かび上がる。孤立無援となったデイビス刑事は、事件の裏に潜むニューヨークの闇に立ち向かうが・・・
コメント:評価は5点満点で、映画.COMは3.6、TSUTAYAは3.36、Filmarksは3.6で、私の評価は3.6とした。
 犯人が追い詰められて、事件がほぼ解決しかけた時点で、時間的にはまだ半分ぐらいしか経過していなかったので、この後はどんな展開があるんだろうと思っていたら、まあ、アメリカの警察を舞台にした映画作品ではよくあるパターンの話になってきた。その裏話の真相がうまく分からないようにストーリーが進んでいくのは脚本の良さかな。

今日のジャズ348※データは『ジャズ資料館』のサイト等から入手
タイトル:Glory Of Love
アーティスト:Herbie Mann
レーベル:A & M
録音年月日:1967.7.26-27/1967.9.19/1967.10.6
曲名:@No Use Of Crying/AHold On I'm Comin'/BGlory Of Love/CUnchain My Heart/DHouse Of The Risin' Sun/EThe Letter/FUpa Neguinho/GLove Is Stronger Far Than We/HOh How I Want To Love You/IIn And Out
ミュージシャン:Herbie Mann (fl)/Hubert Laws (fl,piccolo)/Roy Glover (p,org)/Eric Carter (b)/Grady Tate (ds)/Ray Barretto (per)/Roland Hanna (p,org)/Ernie Royal/Burt Collins (tp,flh)/Benny Powell (tb)/Joe Grinaldi (sax)/
Hubert Laws (fl,piccolo)/Teddy Sommer (vib,per)/Paul Griffin (p)/Jay Berliner (g)/Eric Gale (g)/Ron Carter (b)/
Herbie Lovelle (ds)/Ray Barretto (per)/Johnny Pacheco (per)/choir/Roy Ayers (vib)/Sonny Sharrock (g)/Earl May (b)/Grady Tate (ds)
コメント:ハービー・マンはポップスやソウル・ミュージックとの融合を試みていた。それだけに、A&Mとのコラボレーションは望むところだった。アトランティックと契約があったものの、この作品は例外ということで、マンのプレイがA&Mサウンドに溶け込んでいる。表題曲をはじめ、当時のソウル・ミュージックで代表されるヒット曲を盛り込んだこのアルバムも発足時のA&Mに好セールスをもたらした。(『レーベルで聴くジャズ名盤1374』から引用)

posted by ポピー at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 逃病日記
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