(23.3.27.月)晴れ
トラブってしまった愛車のゴルフワゴンの後継のゴルフヴァリアントの中古車をネットで探していたが、値段、走行距離、年式、車色など見比べた結果、候補の車を2台に絞った。
型番と年式で迷ったが、現行のゴルフ8のひとつ前のゴルフ7にすることにした。そのうち一台は中古車センターの車、もう一台はフルクスワーゲンの認定中古車で、それぞれ電話をして下見の予約をしておいた。中古車センターの方は場所が西宮で明日火曜日に下見予約、フルクスワーゲンの認定中古車の方は場所が枚方で明後日水曜日に下見予約しておいた。できれば一日で西宮から枚方に回りたかったが、それぞれの店の定休日の関係で日が分かれることになってしまった。
中古車センターの方の車が値段が安かったが走行距離が8.9万kmになっていた。馴染みの修理屋さんやネットの情報を勘案した結果、やはりトラブルのリスクが高い 日本一周中にトラブっても困る ように思えたので、こちらの方の車は購入候補から外して下見予約はキャンセルしておいた。
それで最終的に、枚方のフルクスワーゲンの認定中古車の一点に絞って購入計画を立てた。こちらの方は走行距離が4.8万kmで車色は黒のメタリックでなかなかいい感じ、日本一周を企画するのにはちょうどいい具合だが、なによりディラーの「認定中古車」なので安心感がある。現在のゴルフワゴンが20年で2万kmの走行距離なので、年齢からしてあと10年乗るとしてもちょうどいい具合だが、今後、日本一周するとしても十分だろう。
(23.3.28.火)晴れ
車を買い換えると決まって、なんか年甲斐もなくワクワクし、日本一周も現実的になってきた。
日本一周に関しては、病気の経過観察などもあるので、出たっきりで行きっぱなしというわけにはいかないだろう。具体的には、一週間ぐらいの日程で一つの地域 例えば四国や九州など を巡るということになるだろう。そうなると、毎日、宿泊施設を利用するというのも経済的ではないため、「車中泊」も利用したい。その点、ゴルフワゴンなら後部座席を倒し、シュラフを用意すれば車中泊も十分可能だろう。高速道路はなるだけ使わないで「道の駅」経由で各地域を巡るなんてことを考え出すと・・・、だんだんと夢が膨らんでくる。
なんかもうその気になってきた。車体の具合をディラーで実見して、特にキズや凹みなどの問題がなければ購入契約をするつもりで、「印鑑証明書」を取得してきた。
最近、マイナンバーカードを取得したので、行政手続きがずいぶんと楽になってきた。印鑑証明書もコンビニで取得できる。コンビニに置いてある証明書類発行用のコピー機にマイナンバーカードをかざすだけで、あとは「次に」などと表示される指示に従って操作するだけで簡単に印鑑証明書を取得できる。
(23.3.29.水)晴れ
今日は枚方市のフォルクスワーゲン・ディーラーにゴルフ・ヴァリアントの下見に行ってきた。気の早いことだが、もう契約するつもりで、印鑑証明書と実印も持参していった。
京阪電車の枚方市駅で降車して駅前からタクシーで店舗へ向かった。予約の電話をしたときには、営業マンが駅まで車で迎えに行くと言ってくれていたが、以前と比べて駅前も大きく様変わりし、待ち合わせる場所などもややこしそうな気がしたのでタクシーを使うことにした。昔、よく家族で枚方パークに遊びに来て、帰路は、枚方公園前駅ではなく歩いて枚方市駅まで行って電車に乗ったもんだが、その駅前界隈は駅ビルなどができていて、当時と比べてまったく変貌していた。
駅前からタクシーでちょうど千円、国道1号線沿いの手ごろな場所にフォルクスワーゲン・ディーラーの店舗があった。
入店すると、電話で下見予約をした際に名前を知らされていた営業担当のHさんが現れ、商談コーナーに案内された。そこで挨拶と概略の話をしてから店舗建物横の中古車駐車場へ案内してもらった。この店舗は、認定中古車在庫数が関西で一番とのことで、フォルクスワーゲン各車種の中古車が数十台並んでいた。目的の車のところに案内され、若干のキズなど気になる箇所について説明を受けた。“飛び石”による小さなキズがフロント・フードのところなどにあったが、すべて研磨やコーティングで分からなくなるとのことだった。
店内に戻って、早速、商談を開始、バックモニターやドライブレコーダーを付けたりして、税込みでそこそこの金額になったが、なにより車両本体がカッコよく、カラーも黒のメタリックで気に入ったので、この際、ケチらずに必要な装備はプラスすることにした。
今、乗っているゴルフワゴンも下取りしてくれるそうだ。てっきり廃車するしかないと思っていたが、値がつくとは思わなかった。これって、多分、廃車せずにロシアや後進国などに輸出するんじゃないだろうか。なんかテレビの報道でそういう話を聞いたことがある。
(23.3.30.木)晴れ
今日も娘たちが我が家にやってきた。ママチャリに下の方の孫を乗せ、上の方の孫は ドイツから自転車がまだ届いていないので 出町柳駅で子供用のレンタサイクルを借りて乗ってきたという。ということは出町柳まで上の方の孫は歩いて(まさか小走り?)ついてきたということ、我が娘ながら、これは“鬼ママ”ではないか、自転車のレンタル料が千円ほどしたらしいので、それなら家から京バスで来りゃあいいのに・・・とついつい思ってしまう。
将来、もし面倒を見てもらうことになった場合は、この娘に見てもらうことになるんかなぁ・・・、ああ、こわっ〜、と思わずヨメさんと顔を見合わせた。何かするときにモタモタしているとと「ボケたフリせんとさっさとしいな!」なんてどやされるんかなぁ、と今から恐れ慄いている。
我が家に来てからしばらくの間、洛北阪急スクエアに行ったりして時間を潰し、川端丸太町の娘宅に帰るときには、私たち夫婦も自転車で、高野川堤から鴨川堤の花見をしつつ同行した。途中、出町柳駅でレンタサイクルを返却した後は河原に降りて、自転車を押して、ゆっくりと花見をしながら帰った。河原は多くの花見客がいたが、特に外国人が多かったのが目についた。
川端丸太町の路上で娘たちと別れ、私たちは、丸太町橋を渡って鴨川対岸の府立大学病院裏の広く整備された河原を通って帰宅した。
【今日の読書366】※書名頭の数字は当方のブログ『読書リスト』の数字
A-43『明治大正史 上』
B-49『生物の世界』
B-48『量子革命』
F-84『あの本は読まれているか』
G-14『失われた時を求めて14』
H-5『自省録』
L-8『それから』
コメント:L-8『それから』は、現在はKindleで読んでいるが、これまで文庫本で何回か読んでいると思う。紙媒体からKindleに変わったことによって、読む側がなんらかの影響を受けることはないだろうと思うが、なんか受ける印象が違うような気がする。おそらくは、年齢を重ねたことによる「感覚の相違」や「経験の為せる技」なんだろう。
最近、読んでいて感じるのは、漱石のユーモア感覚である。漱石に関しては「猫」などの一部の著作を除き、これまでは暗いイメージしかなかったように思うが、近頃は漱石っていう人は「巧まざるユーモア」の持ち主だなぁというように思うようになった。どこが?と、具体的な箇所を示せと言われても困るが、作品全体を通じて、背後にダジャレでも書きかねないような漱石のニヤニヤした顔が窺えるような感じがする。
それともうひとつは、これまでもよく指摘されてきたように、漱石自身の意に沿わぬ「社会や時代への不満」に対する自身の〈文明論〉を、作品の中で主人公(『それから』では代助)の口吻や考え方を借りて開陳することである。
さらに感じるのは、当て字や文字使いや戯れ口などで、「時代」を感じさせるところも多いが、「男女の想いや感情の機微」が時代を超えて本質的なところを捉えているという点で、「なるほど」と膝を打つことも多い。
【今日の映画366】※データは『映画.COM』のサイト等から入手
邦題:『ソルト』(Amazon Prime Videoで視聴)
原題:Salt
製作年:2010年
製作国:アメリカ
監督:フィリップ・ノイス
出演:アンジェリーナ・ジョリ/リーブ・シュレイバー/キウェテル・イジョフォー/ダニエル・オルブリフスキー
ストーリー:イヴリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)は、相手のどんな嘘でも見破る優秀なCIA分析官だが、ある日、CIA本部でロシアから逃亡してきた謎の密告者を尋問していた彼女は、突如、窮地に陥ることになった。密告者が、大統領暗殺の命を受けたロシアのスパイがニューヨークに潜伏中であること、そしてその名前はイヴリン・ソルトであると告白したのだ。何かの罠だと必死に訴えるものの、同僚たちは誰も耳を貸そうとしない。追いつめられたソルトは・・・
コメント:評価は5点満点で、映画.COMは3.4、TSUTAYAは3.39、Filmarksは3.4で、私の評価は3.5とした。
アンジェリーナ・ジョリーが二重スパイの容疑をかけられ、仲間たちから追われる身となったCIA分析官のヒロインを演じるサスペンス・アクションで、監督は「今そこにある危機」のフィリップ・ノイス。
少し荒唐無稽な感じがある。いくらイヴリン・ソルトが厳しい訓練を受けて優秀だったとしても、CIAやシークレット・サービスの警護員や警察官があまりにも簡単にやっつけられてしまうなんてことはないだろう。
【今日のジャズ366】※データは『ジャズ資料館』のサイト等から入手
タイトル:But Not For Me
アーティスト:Ahmad Jamal
レーベル:Argo/ユニバーサル
録音年月日:1958.1.16
曲名:@But Not For Me/AThe Surrey With The Fringe On Top/BMoonlight In Vermont/CMusic Music Music/DThere Is No Greater Love/EPoinciana/Woody'n You/FWhat's New
ミュージシャン:Ahmad Jamal (p)/Israel Crosby (b)/Vernell Fournier (ds)
コメント:アーマッド・ジャマルはマイルス・デイヴィスに演奏上のヒントを与えたピアニスト。スタイルは違うが、タイム感覚やスウィンギーなノリ、それにレパートリーの面で彼を触発した。そのことを念頭に置いて耳を傾けると、ピアノの向こうからマイルスのミュート・プレイが聴こえてきそうだ。ライブでありながら荒さが目立たない。それは、いつも演奏しているホテルのラウンジで収録したのが一因か。(『レーベルで聴くジャズ名盤1374』から引用)
<YouTubeライブ映像>