(23.1.6.金)晴れ
このブログの1月4日の記事で『Re:Hack【ひろゆきvs田原総一朗】』について触れたが、この時の田原総一朗をゲストに迎えた回以外にも、面白そうなゲストとの『Re:Hack』をいくつか観た。
観たのは、竹中平蔵、松井一郎、玉木雄一郎、辻󠄀元清美、泉健太、福山哲郎、小川淳也、菅義偉、片山さつき、などがゲストの回。これらの回で、その人物を見直したり、これまで知られていなかった面が窺えたのは、竹中平蔵、辻󠄀元清美、福山哲郎、小川淳也、片山さつきの5人かな。
この5人の各氏と「成田悠輔+ひろゆき」との鼎談を観ていると、マスコミで流されている情報というものが、ある特定の人物や事象に関する情報の一部に過ぎず、それも偏っているということと、情報の「切り取り」による虚偽に近い情報(=印象操作)がいかに多いかということが見て取れる。
特に片山さつきさんの知識と情報量の多さには、さすがのひろゆき氏と成田氏もツッコむスキが見つからなかったような感じだった 『朝まで生テレビ!』で見かけるときは「ようシャベるオバはん」という感じだったが・・・・・・。
(23.1.7.土)曇りのち雨
年賀状のやり取りも一通り終わった感じ。1月5日以降に届くのは、こちらが出した年賀状に対する返信で出されたものが多いようだ。これらの扱いについては、来年どうするかが難しい。
私は『あっという間にかんたん年賀状』の住所録で送付先を管理し、昨年に届いた年賀状履歴に基づいて今年の年賀状を書いたが、その履歴では、こちらが、@率先して書いたものか、A返信として書いたものかの区別がつきにくい。それで今年届いた年賀状の右上角に、届いた日にちと、前記の@とAの別が分かるように、丸数字などを使って簡記しておいた。
しかしまあ、今年の年末になって、いざ年賀状を書こうという段になって、さてこの数字はどういう意味だったか?なんてことになりかねないような気もするが・・・・・・。
(23.1.8.日)曇りのち雨
いよいよ今日からNHKの大河ドラマ『どうする家康』が始まる。昨年の『鎌倉殿の13人』も三谷幸喜の脚本も相まって非常に面白かった。
『どうする家康』の第1回目を観た感じでは、ちょっと主演の松本潤が軽いなぁ、という印象があった。織田信長や武田信玄が適役の俳優ということもあり、今後1年間の日曜日の楽しみというか、1週間の生活の軸 ちょっとたいそうかな が出来た感じがする。
【今日の読書343】※書名頭の数字は当方のブログ『読書リスト』の数字
@-24『夏目漱石を読む』
E-23『自由対談』
G-11『失われた時を求めて13』
H-4『パンセU』
K-21『天気の好い日は小説を書こう』
L-6『三四郎』(Kindle)
コメント:少しずつ読書生活が戻ってきた。G-11『失われた時を求めて13』、H-4『パンセU』とKindleのL-6『三四郎』は年末年始も継続して読み続けていたが、まずは、@-24『夏目漱石を読む』とK-21『天気の好い日は小説を書こう』から読書再開というところ。
【今日の映画343】※データは『映画.COM』のサイト等から入手
邦題:『ハイドリヒを撃て!』(Amazon Prime Videoで視聴)
原題:Anthropoid
製作年:2016年
製作国:チェコ・イギリス・フランス
監督:ショーン・エリス
出演:キリアン・マーフィ/ジェイミー・ドーナン/アンナ・ガイスレロバー/シャルロット・ルボン/トビー・ジョーンズ
ストーリー:1941年12月、イギリスにあるチェコスロバキア亡命政府の命令で、スロバキア人のヨゼフ・ガブチーク(キリアン・マーフィ)とチェコ人のヤン・クビシュ(ジェイミー・ドーナン)がナチス占領下の祖国に落下傘で降下し、ヨゼフは負傷する。二人は接触相手に裏切られ、トラックを盗んでプラハに向かう。プラハでヨゼフは獣医に治療を受け、レジスタンスのヤン・ゼレンカ=ハイスキー(トビー・ジョーンズ) に会う。二人はチェコスロバキアを占領するナチスのトップであるラインハルト・ハイドリヒを暗殺するエンスラポイド作戦を実行する指令を受ける。彼らは二人の女性レンカ・ファフコヴァー(アンナ・ガイスレロバー)とマリー・コヴァルニコヴァー(シャルロット・ルボン)をはじめとする人々の助けを得て、ハイドリヒが車で出勤するところを待ち伏せする計画を立てる。ハイドリヒがパリに翌々日転任することを知り、1942年5月27日に暗殺を実行することになった。襲撃の瞬間・・・
コメント:評価は5点満点で、映画.COMは3.7、TSUTAYAは3.34、Filmarksは3.8で、私の評価は3.8とした。
第2次世界大戦の史実を基に、ナチス親衛隊大将ラインハルト・ハイドリヒの暗殺計画を映画化した実録戦争サスペンスだが、ロシアのウクライナ侵攻を目の当たりにしている我々にとって、いろいろと教訓が得られそうな内容だ。ハイドリヒ暗殺計画の実施を前に、ナチスからの報復を恐れて計画の実施の是非についてもめるシーンがある。これなんかも、クリミア大橋に対する報復なんかも似たようなシチュエーションを想起させられる。ライフライン施設を攻撃したり、原発施設を人質に取ったりするような卑劣な手口はナチスに通じるような感じがする。しかしこのようなロシアの非道な攻撃に対して、国連も組織の欠陥から手を拱いているだけで、欧米各国の武器援助しかなす術がないというのも、戦後の国際的なレジーム 第二次世界大戦の惨禍を防ぎえなかった反省をもとに設立された国際連合などを中心とした枠組み の欠陥を露呈したものと言えるだろう。
【今日のジャズ343】※データは『ジャズ資料館』のサイト等から入手
タイトル:Twilight Time
アーティスト:Bennie Wallace
レーベル:Blue Note/東芝EMI
録音年月日:1985.1.1
曲名:@All Night Dance/AIs It True What They Say About Dixie ?/B'Sainte Fragile/CTennessee Waltz/DFresh Out/EWillie Mae/FTrouble In Mind/GSaint Expedito/HTwilight Time
ミュージシャン:Ray Anderson (tb)/Bennie Wallace (ts)/Rabbit Edmonds (harmony sax)/John Scofield (g)/Stevie Ray Vaughn (el-g)/Dr. John (p)/Bob Cranshaw (el-b)/Eddie Gomez (b)/Jack DeJohnette (ds)/Chris Parker (ds)/Bernard Purdie (ds)
コメント:ベニーかい?この無節操な吹き方はヤツに違いない(笑)彼は不思議なテナー・マンだ。どこに本音があるのかよくわからない。そこが魅力で個性だ。フリー・フォームのスタイルをベースにしているが、このアルバムじゃニューオリンズ・フレイヴァーまで取り込んでいる。ニューオリンズ・ジャズじゃなくてニューオリンズ・ファンクのほうだけれどね。ストレート・アヘッドなプレイをさせればソニー・ロリンズのように吹くし、聴きようによったらベニー・ウェブスターやレスター・ヤング的なところもある。新しいスタイルなのに懐古趣味的な部分もある。その好例がこのアルバムだ。ベニーは正体不明だよ。それを前向きな形で追求してみせたのがこのアルバムじゃないかな。(『ジャズマンがコッソリ愛する!JAZZ隠れ名盤100』の「ボーナス・トラック」から デヴィッド・マレイ (ts) のコメント)