(22.12.26.月)晴れ
厳しい寒さで外出するのが億劫になって、ずっと家に居たためだろうか、昨日の晩、入浴前に体重計に乗ったら久しぶりに体重が82キロをオーバーしていた。ここ最近ずっと80キロを割っていたのに、こらあかん、と思って、今日は寒い中、気分を奮い立たせて高野川にウォーキングに出かけた。
コースはいつもと一緒で出町柳までの往復、今日は河合橋は渡らずに川の中の亀石を伝って三角州デルタへ、そこから高野川西岸の河原堤を帰った。
高野橋の辺りまで戻って来たら、河原に設置してある「腹筋トレーニング・ベンチ」が空いていたので、久しぶりに腹筋30回をして帰宅した。
冬場は、どうしてもウォーキングが億劫になりがちだが、思い切って外出してみると意外に寒くはないもんだ。さすがに今日は、復路に上着を脱いで、Tシャツ1枚にはならなかったが。
(22.12.27.火)晴れ
京都のみならず日本全国の「しかるべき人々」にとっては、文学・思想書などに関し、かつての知性のメッカと言ってもいい「三月書房」 昔、詩人でもあった前々店主の宍戸恭一氏に会釈していた長身でがっしりした体格の男性が吉本隆明氏だった、というのは有名な話で、大学祭などでの講演で京都を訪れた時には必ず立ち寄られていたそうだ は2020年末で閉店になったが、元店主の宍戸氏が廃業後もメルマガをやっておられて、吉本隆明関係の書籍が発刊されるたびにメルマガ登録者に発信されている。そのメルマガで『吉本隆明全集30巻』の発刊情報を得た。それでK大生協書籍部に電話で確認したら入荷しているとのこと、早速、自転車で運動を兼ねて出かけることにした。
高野川河原から鴨川河原の道をずっと丸太町まで行ったが、信号で引っかかることもないので、10分で川端丸田町の娘宅辺りまで行くことができた。
スポーツジムでエアロバイクを漕いでいるのをよく見かけるので、サイクリングも運動効果があるんだろう。ウォーキングと一日おきぐらいにすると、違う筋肉を使うので効果的なのかもしれない。ランニングなんかもしたいとは思うが、さすがに人工関節ではやめておいた方が良さそうだ。パラリンピックで有名な谷真海さんなんかが装着している人工下肢は競技用のもので、運動時に体重の数倍の重力がかかっても耐えられるようになっているんだろうが、一般的な使用に適うものではないんだろう(値段もスゴイんだろうな・・・)。
川端丸田町から丸田町通りを東行し、熊野神社で左折して東大路通りを北上し、K大生協書籍部ルネに向かった。
生協の店舗に着いて、『吉本隆明全集』30巻を受け取る前に店内を一通り見て周った。講談社学術文庫の棚に、ずっと探していた(先日行った丸善にもなかった)今西錦司の『進化とはなにか』があったのでとりあえず手に取った。その後、新書の平積みで『物語 遺伝学の歴史』をゲットし、その二冊を持ってレジに行き、『吉本隆明全集』と併せて支払いを済ませた。なんせ、大学生協書店は書籍は一割引きなので、『吉本隆明全集』のような高額本(諸費税込7590円)を買うときにはありがたい。
その「一割引き」だが、先日、K大生協書籍部からハガキが届いていて、来年1月から「一割引き」は大学生協のポイントで還元する形になるとのこと。レジで支払いの時に確認したら、現金で購入はできるが「現金割引」はなく、金額の1割相当ポイントで還元されるそうだ。大学生協では『吉本隆明全集』など、書籍しか買わないが、別巻を含め全39巻のうちまだ10巻ほどが未刊なので、当分の間、利用することになるだろう。家に帰ってからスマホで登録手続きをしたが、結構、時間がかかってしまった。
(22.12.28.水)晴れ
前回のブログの「22.12.25.日」の記事で、高校駅伝の留学生のことについて書いたが、スポーツニュースを観ていたら、高校バスケットボールなんかでも、高身長の外国人留学生が活躍するのが紹介されていた。高校駅伝に限らずどのスポーツの分野でも同じようなことが行われているようだ。
そう言えば「相撲」の世界でも、はるか昔から外国人力士が活躍 「大相撲」では、現在ではモンゴルを中心とした外国人力士がいなければ成り立たない世界になっている しており、それが高じて、高校の相撲部の段階で留学生を受け入れるのが当たり前のようになっているようだ。
スポーツ界全体として見たら、まあこれは当たり前のことで、一方で、大谷選手やサッカー選手が外国で活躍しているんだから、目くじらを立てることもないのかもしれない。グローバル化した世界の中で、スポーツ界もまた同様の状況ということだろう。
昨日、K大生協で『吉本隆明全集』を買ったが、いよいよ本棚がパンク状態になってきたので、再読することのなさそうな本を間引いて、収納スペースを確保しなければならない。
そのため小説類を中心にで読み返すことがないと思われる本ピックアップした。なんせ持ち込み先がK大熊野寮なので、彼らが興味を示すような本でないといけない。『がんに打ち勝つ』というような「健康本」などは、さすがにNGだろう。定期購読していた革新的労働問題の季刊雑誌『ポッセ』のバックナンバーが50冊近くあった。かなり先鋭的な論文が所収された雑誌で、K大熊野寮の学生たちもにも適うだろうと思って持ち込むことにした。年末年始は帰省している学生も多いだろうから、年明け第二週にでも行くことにしよう。
(22.12.29.木)晴れ
毎日いい天気が続く。予報では年末年始もずっと雨は降らないようだ。
今度の正月は、東京の息子一家は沖縄に行くとのことで帰京しないそうだ。滞独中の娘一家も孫たちの就学に合わせて2月に帰国する予定なので、今回は夫婦ふたりの静かな正月になる。
リタイア前なら、今日から年末年始の休暇なのでボーッとテレビ三昧の生活。この時期、長年の宮仕の習慣でなんとなく気分がダラけてくる。年末年始に入るとテレビもいろいろと特番があるが、今も、NHK『なるほどゼミ』なんかを観ながら、PCでブログを打っている。
今日の午後、やっと重たい腰を上げて年賀状の印刷をした。
DVDを観るときと、確定申告書や年賀状を作成するときしか使わないWindowsPCに『あっという間にかんたん年賀状』附録のDVDを挿入。絵柄は決めてあったので、そこに当方の住所・氏名を追加した。そのあと昨年に使用した住所録と今年届いていたの年賀状をチェックして送付者を加減した。
先に絵柄面を印刷し、ヨメさん用に10数枚を除いて、住所一覧表によって送付先住所を印刷した。
めんどくささが先にたってなかなか手が付かなかったが、取り掛かると「あっという間に」 ほんと書名のとおりやわ 出来上がった。
【今日の読書340】※書名頭の数字は当方のブログ『読書リスト』の数字
@-24『夏目漱石を読む』
A-42『昭和史 下』
B-46『利己的な遺伝子』
B-47『物理学の原理と法則』
C-8『小林秀雄全集6/ドストエフスキイの生活』
E-23『自由対談』
F-78『レキシントンの幽霊』
F-80『叶えられた祈り』
G-11『失われた時を求めて13』
H-4『パンセU』
K-21『天気の好い日は小説を書こう』
L-6『三四郎』
コメント:上記の本は毎日すべて読めているわけではない。「今日の読書」の平日の読書状況は以下のとおり。
@とAは各々交替に一日おきぐらいに読んでいる。
Bは、他の用事で読書時間が十分確保できないとき日を除いて、両書とも毎日読んでいる。
Cは、現在「ドストエフスキイの生活」の章に差し掛かっているので毎日読むようにしている。小林秀雄の文章は、反語を用いた文章が多く、旧仮名遣いということも相まって、かなり難解で、読むためにかなりの集中力がいる。
Eは、リビングに置いてあって、スキマ時間に読んでいる。
Fは、時間が確保できれば両方とも毎日読んでいる。特にF-78は、短編集なので一短編ずつ読み進めている。
GとLは、一日おきに交互に毎日就寝前の30分間にベッドの中で読んでいる。
Hも就寝前に毎日2ページ程度ずつ読み進めている。
Kは、各章が30ページ程度と比較的長いが、ほぼ毎日読んでいる。
現在は、「D 小林秀雄・吉本隆明関係の著作」と「I 書店の平積みや書籍広告などで興味を持った本」の二つのカテゴリーに関しては、読書していない。それ以外のカテゴリーで「手が一杯」ということもあるが、対象となる本はあるので、なんとか読み始めたいと思っている。
J-7『池波正太郎の銀座日記』は、外出した時の病院などでの待ち時間に読む本だが、最近、通院間隔が空くようになって、読書機会が減ってしまった。いつも持ち歩くカバンの中に入れたままなので、Eと同じようにスキマ時間を利用して読むようにしたい。
【今日の映画340】※データは『映画.COM』のサイト等から入手
邦題:『リトル・アクシデント』(Amazon Prime Videoで視聴)
原題:Little Accidents
製作年:2014年
製作国:アメリカ
監督:サラ・コランジェロ
出演:エリザベス・バンクス/ボイド・ホルブルック/ジョシュ・ルーカス/クロエ・セビニー/ジェイコブ・ロフランド
ストーリー:小さな炭鉱町で10人の労働者が亡くなる大事故が起きた。たったひとり生き残った青年エイモス(ボイド・ホルブルック)は、訴訟を起こそうとする遺族たちと会社の板挟みになり追いつめられていく。一方、事故で父親を亡くした少年オーウェン(ジェイコブ・ロフランド)は、炭鉱の責任者ビル(ジョシュ・ルーカス)の息子ジェイティーが転倒して死亡する場面に遭遇し、思わず遺体を森に隠してしまう。ジェイティーの母親ダイアン(エリザベス・バンクス)は必死で息子の行方を探すが・・・
コメント:評価は5点満点で、映画.COMは3.2、TSUTAYAは 、Filmarksは3.0で、私の評価は3.0とした。
本作品は日本では劇場公開されていないが、WOWOWで放映されたらしい。炭鉱が舞台になっているので映像的には重苦しい感じがするし、緊迫感もあるが、テーマはそれほど深いものがあるわけでもない。
アーティスト:Pharoah Sanders
レーベル:Impulse
録音年月日:1966.11.15
曲名:@Upper Egypt And Lower Egypt/AJapan/BMedley : Aum 〜 Venus 〜 Capricon Rising
ミュージシャン:Pharoah Sanders (as,ts,piccolo)/Dave Burrell (tp)/Sonny Sharrock (g)/Henry Grimes (b)/Roger Blank (ds)/Nat Bettis (per)
コメント:この時代のファラオはコルトレーンとそっくりだった。毎晩一緒に演奏していたんだからそれも不思議じゃない。延々とフレーズを伸ばしながら抑揚をつけていく奏法なんかコルトレーンに瓜ふたつだった。ただしコルトレーンはそれを本能のおもむくままにやっているように感じられるが、ファラオは意識してやっているようだ。それだって悪くない。どうしたら優れた表現ができるか、そのことに腐心していたのが当時の彼だった。それだけに、この作品は評判がいいけれどファラオの演奏になっているかと考えればいまひとつだ。ただし曲は個性的なものばかり並んでいる。エジプトや日本をテーマにしているが、これはファラオならではのものだった。わたしはプレイより、このアルバムでは彼の作品を評価している。(『ジャズマンがコッソリ愛する!JAZZ隠れ名盤100』の「ボーナス・トラック」からアーチー・シェップ (ts) のコメント)