(22.4.28.木)曇り時々晴れ
今日は、昼からはY整形外科医院、夕方からはN歯科医院と、医療機関のハシゴで忙しい一日だった。
整形外科の受診は、いつもは水曜日なんだが、今日木曜日に予約変更してもらった。理由は、ヒアルロン酸注射を打った日は入浴できないので、その翌日に歯医者に行くのは気が引けるのでということだが、別に一日風呂に入らなかったからといって体臭がするわけでもないんだが、頭髪なんかも洗ってないため、なんとなく行くのがためらわれる、まあ、考え過ぎと言えば考えすぎなんだが・・・。
それでY整形外科医院には、昨日、予約変更の電話をしておいた。連休前ということで待合室には多くの診察待ち患者がいたが、いつもと診察の曜日が違うので見知った顔がいない。1時間ほど待たされて診察室に入ると顔馴染みの看護師さんに「きのう、来はれへんかったし、どうしはたんやろ、ゆうてたんですよ」とのこと。そして、いつも一緒になるおばあちゃんの話題になり、「〇〇さんも、きのう、元気に来てはりました」とのことで、なんとなく、水曜日の診療終了前の患者は、私とそのおばあちゃんとセットになっているみたいな感じだわな。
左膝人工関節置換術の手術日が決まり、ヒアルロン酸注射は3ヶ月前に中止しなければならないので、先生も「そやそや、右だけやったな」と、今日は右膝関節だけに注射してもらった。しかし3ヶ月間ヒアルロン酸注射を中止した場合、膝関節の動きや痛みはどうなんだろう、少し気にはなる。次回の診察時に訊いてみようかと思うが、2週間後なのでそれまでになんらかの症状が現れてしまっているかもしれない。
2時半に整形外科医院に着いて、診療を終えて家に帰ったのはちょうど4時頃だった。歯科医院の予約は夕方の5時で、しばらく間を置いてからまたクルマで出かけた。
N歯科医院の場所は、あの一条寺ラーメン街道でも人気のラーメン店「極鶏」の真向かい。しかし、歯医者さんへ行く前にも、後にも、ちょっとラーメンを、というわけには、まあ、いかんわなあ。5時前という中途半端な時間帯だったので、「極鶏」はすいていたんだが・・・。
歯科医院では、今日は治療ではなく“歯の掃除”とのことで、歯垢と歯間の掃除だったが、ほんとにていねいで、これだけで30分もかかってしまった。治療は次回からとのこと、まあいいか、とにかくよろしゅうたのんます。
(22.4.29.金)雨のち曇り
最近はよく雨が降る。今日も、一歩も外に出ずに読書三昧の一日。
先日、K大生協の書籍販売のルネから、在職時から長期予約購入をしている『吉本隆明全集』の28巻が入荷したと電話連絡があった。明日にでも、受け取りに行こうと思う。
そろそろ、また、書棚のスペースがなくなってきて、不用な本を見繕って、書棚外に積み上げてある。今回は、パソコン(Mac)関係のマニュアル本と労働判例集、それから一部の文学関係の本だが、明日、クルマにヨメさんを同乗してもらって、ルネで『吉本隆明全集』を受け取った後に、古書店ではなく、K大熊野寮 川端丸太町の娘の留守宅のポストに『〇〇だより』という町内のミニコミが入っていて、同じ町内にあるK大熊野寮の「地域の人からの古書歓迎」という記事が掲載されていた に不用な本を持っていこうと思っている。
【今日の読書252】※書名頭の数字は当方のブログ『読書リスト』の数字
@-21『吉本隆明代表詩選』
A-37『デフレと超円高』
B-41『種の起原 下』
B-42『宇宙創成 下』
D-10『《論考》小林秀雄 増補版』
E-21『犬は吠えるU 詩神の声聞こゆ』
F-70『女のいない男たち』
G-11『失われた時を求めて11』
H-3『パンセT』
I-34『評伝・河野裕子』
コメント:F-70『女のいない男たち』は、三番目の「独立器官」を読み終えた。恋をするすべての男女は、本人の意思ではどうすることもできない他律的な作用をする「独立器官」を有していて、彼(彼女)らの人生に介入して「人生を高みに押し上げ、谷底に突き落とし、心を戸惑わせ、美しい幻を見せ、ときに死にまで追い込んでいく」が、それがなければ「僕らの人生はきっとずいぶん素っ気ないものになるだろう」とのことだが、まあ、わからないでもないなぁ。
G-11『失われた時を求めて11』はそろそろ読了する。まだ結末は読んでいないが、多分、同棲しているアルベルチーヌは去っていくんだろう 第12巻の表題は「消え去ったアルベルチーヌ」となっている。
I-34『評伝・河野裕子』は、息子の永田淳氏が書いた評伝だが、母親である河野裕子への愛情に満ち溢れている印象だが、一方で、父親の永田和宏氏に対しては、特に母親である河野裕子に対する態度に不満を抱いているような感じがする。話の内容としては、典型的なオイディプス神話の物語だが、永田淳氏が正直に書いたからこそ 折々に河野裕子と永田和宏、永田淳、永田紅の歌が散りばめられて話が進み、感情の流れがその歌に沿って描かれるため嘘が書けない 巧まずして無意識裡にオイディプス神話の物語を紡いでしまったように思う。穿ち過ぎとは思わないんだが・・・。
【今日の映画252】※データは『映画.COM』のサイト等から入手
邦題:『L.A. ギャング ストーリー』(Amazon Prime Videoで視聴)
原題:Gangster Squad
製作年:2013年
製作国:アメリカ
監督:ルーベン・フライシャー
出演:ジョシュ・ブローリン/ライアン・ゴズリング/ショーン・ペン/
ストーリー:ドラッグや銃器取引、売春で得た金を使い、警察や政治家をも意のままに操る大物ギャングのミッキー・コーエン(ショーン・ペン)は、自らを「神」と豪語し、ロサンゼルスを支配する。しかし、そんなコーエンを打ち破るべく、市警本部長のビル・パーカー(ニック・ノルティ)はジョン・オマラ巡査部長(ジョシュ・ブローリン)に目をつけ、彼を中心に6人の警察官が立ち上がる。警察当局は一切の責任を負わないという命がけの任務に就いた6人は、警察官という素性も名前も隠し、コーエン率いるギャング組織へ戦いを挑む・・・
コメント:評価は5点満点で、映画.COMは3.4、TSUTAYAは3.12、Filmarksは3.5で、私の評価は3.5とした。
1949年のロサンゼルスを舞台に、ギャングと警察官の抗争を描いたクライムアクション。
同じロス市警察(LAPD)ものでも、以前に観た記憶のある『L.A.コンフィデンシャル』に比べると、だいぶ見劣りがする。しかし「LAPD」っていうのは、なんでこんなに多くの映画やテレビドラマに取り上げられるんだろうか。『スピード』や『リーサル・ウェポン』がそうだし、そう言えば『刑事コロンボ』もロス市警察殺人課の刑事だったかな。
【今日のジャズ252】※データは『ジャズ資料館』のサイト等から入手
タイトル:Chapter III
アーティスト:Gato Barbieri
レーベル:Impulse
録音年月日:1974.6.25/1974.6.26
曲名:@Milonga Triste/ALluvia Szul/BEl Sublime/CLa Padrida/DCuando Vuelva A Tu Lado/EViva Emiliano Zapata
ミュージシャン:Gato Barbieri (ts)/Victor Paz (tp)/Randy Brecker (tp)/Alan Rubin (tp)/Ray Alonge (frh)/Jim Buffington (frh)/Buddy Morrow (tb)/Alan Raph (b-tb)/Howard Johnson (tu,flh,bcl,bs)/Seldon Powell (fl,alto-fl,piccolo,as,bs)/Eddie Martinez (p,el-p)/George Davis (g)/Paul Metzke (g)/Ron Carter (b,el-b)/Grady Tate (ds)/Ray Armando (per)/Luis Mangal (per)/Ray Mantilla (per)/Portinho (per)/Chico O'Farrill (arr,cond)
コメント:《哀愁のテナー・サックス》ことガトー・バルビエリがその哀愁味をたっぷりと聴かせてくれる。フュージョン・ジャズ系の実力派を中心にしたサポート陣が彼の魅力を最大限に発揮させた。フリー・ジャズをベースに、アルゼンチン生まれのガトーらしくラテンの要素を強調した演奏は極めて個性的。中でも〈縁は異なもの(Cuando Vuelva A Tu Lado)〉は本作中最高の聴きものとなった。(『ジャズマンがコッソリ愛するJAZZ隠れ名盤100』から抜粋)
<YouTubeライブ映像>