(21.9.27.月) 晴れ
今日は快晴だったので、高野川ウォーキングに出かけた。今日も先週の金曜日と同様、出町柳の河合橋で高野川東岸から西岸に渡って帰ってきた。同じ岸側を往復するより、気分も変わって楽しいもんだ。
東岸は川端通りに接しているが、西岸の道は堤が住居と接しているため、自転車の往来があまりないので歩きやすい。また、住居と接しているので、バラやコスモスなどを植えているところなどもあって、目を楽しませてくれる。特に今年は、コスモスがいつも植っている範囲を超えて自生したように広がっていて、通りすがりに写真を撮っている人も多い。私も、撮るか撮るまいか逡巡していたが、結局、行き過ぎてしまった。次回にでも、写真を撮って、またブログにアップしよう。
(21.9.28.火) 晴れ
今日は、昼からヨメさんがエル・スポーツのスイミング・スクールに行ったので、「鬼の居ぬ間に洗濯」というわけではないが、テレビに録画してある洋画を見ていた。
今日、観た作品は、ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツが共演の『マネーモンスター』で、なかなか面白い作品だった。
結局、今日は、外出することもなく、いつものように、通販で買ったロッキング・チェアー(ソファー)で読書三昧というところ。
(21.9.29.水) 晴れ
今日は、午前中、ヨメさんをクルマで京阪三条駅前にある血管外科医院に送って行くことになっていた。ただ、その前に、車のガソリンの警告ランプが点いていたので、近くのガソリンスタンドでガソリンを入れてきた。ハイオクなのでほぼ満タンで1万円近くになる。リッター5kmくらいしかないが、週1回数キロ程度しか乗らないので、まあ、なんとかやっていける。
10時半頃に家を出て、途中、川端丸田町の渡独中の娘の留守宅に寄って、溜まっている郵便物をとってから、医院に向かった。ヨメさんを送り届けてから、帰路は、また、川端通りを通って帰った。
昼からは、今度は私の方が、2週間に1回のヒアルロン注射を打ってもらいに行ってきた。「保存療法」と言うことで、日々の感覚では「良くもなく悪くもなく」という感じだが、一年ぐらいの長いスパンでみると、間違いなく悪化してきているように思う。適当なタイミングで、変形性関節炎と脊柱管狭窄症の両方とも手術を前提にしたK大病院への紹介を依頼しようと思っている。今日は1時間くらい経ってから名前を呼ばれた。保存療法とは言え、先生の対応もいつもと一緒で、なんか、先生との会話もマンネリ気味の感じなので、そろそろ替え時かなぁ?10月末の脳MRIの結果がひとつのきっかけになるだろう。
【今日の読書161】※書名頭の数字は当方のブログ『読書リスト』の数字
A-32『貨幣論』
B-35『生物はなぜ誕生したのか』
B-36『宇宙を織りなすもの 下』
D-7『吉本隆明がぼくたちに遺したもの』
E-16『成城だよりU』
F-58『誕生日の子どもたち』
F-59『国境の南、太陽の西』
G-9『失われた時を求めて9』
H-3『パンセT』
コメント:だいぶ時間がかかったが、A-32『貨幣論』をやっと読み終えた。
これで、ちくま学芸文庫に入っている岩井克人の著作5冊をすべて読み終えたことになる。5冊の中では、この最後の『貨幣論』が一番読み応えがあった。
しかし、ちょうど配本のあった『吉本隆明全集』で、吉本隆明氏は、この岩井克人氏の『貨幣論』を「この半分以上は日本のインテリにしか向かない啓蒙書」と切り捨て「それ以外の場所では通用するとは思えない」としている。続けて、論拠を示して本書について論じているが、吉本氏は、マルクスが『資本論』の中で「物(商品)を比べるときに、ある物(商品)Aが「相対的価値形態」になり、他の物(商品)Bが「等価形態」になる」としているが、このことに関して「なぜこんな呼び方をするか」と疑問を呈している。逆にすれば「Bが「相対的価値形態」になりAが「等価形態」になる」ので同じじゃないか述べ、しかし、この疑問こそが重要なのだとしている。そして岩井克人が、「「相対的価値形態」と「等価形態」の役割を交互に無限にくりかえせる」ものとしている点に本書の第一のキイ・ポイントがあるとし指摘し、「貨幣の本性は何かを言おうとすれば、「相対的価値形態」と「等価形態」のあいだで「循環論」的に振舞うことではなく、貨幣が可変な形態をもつ時間体だということにある」とし、「岩井の論議をいくらくりかえしても貨幣の本性は浮かび上がってこないで、貨幣の機能的な解釈しか出てこない」としている。
【今日の映画161】※データは『映画.COM』のサイト等から入手
邦題:『暗殺者の家』(Amazon Prime Videoで視聴)
製作年:1934年
製作国:イギリス
原題:The Man Who Knew Too Much
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:レスリー・バンクス/ピーター・ローレ/エドナ・ベスト/ノバ・ピルブーム
ストーリー:娘ベティ(ノバ・ピルブーム)と一緒にスイスに遊びに来たボブ(レスリー・バンクス)とジル(エドナ・ベスト)のローレンス夫妻。ルイという男と親しくなり、一緒に舞踏会に参加するが、そこでルイが何者かに射たれてしまった。ルイはボブに英国領事に届けてほしいものがあると言い残して息絶える。ルイの部屋を探すと、国際的暗殺組織の陰謀について書かれたメモを発見。しかし敵は娘ベティを誘拐し、知っていることを誰にも話すなと脅迫する。イギリスに戻ったローレンス夫妻は娘を取り戻すため奔走するが・・・
コメント:評価は5点満点で、映画.COMは3.5、TSUTAYAは2.84、Filmarksは3.4で、私の評価は3.0とした。
なんせ、映像があまりにも悪いので集中して観る気が削がれてしまう。観た後で、YouTubeでリンクする映像を探していたらフル・レンジのものが 見つかった。日本語字幕はないが、画像はこちらの方がAmazon Prime VideoやU-NEXTで配信されている作品よりきれいだったので、これをリンクしておいた。古い作品なので著作権法上も問題はないだろう。なお、本作品は『知りすぎていた男』として、ハリウッドでヒッチコック自身によってリメイクされている。
【今日のジャズ161】※データは『ジャズ資料館』のサイト等から入手
タイトル:Spiritual Unity
アーティスト:Albert Ayler Trio
レーベル:ESP/キングインターナショナル
録音年月日:1964.7.
曲名:@Ghosts : First Variation/AThe Wizard/BSpirits/CGhosts : Second Variation/DVariations
ミュージシャン:Albert Ayler (ts)/Gary Peacock (b)/Sunny Murray (per)
コメント:フリー・ジャズが猛威を振るっていた1960年代半ば、もっとも激烈な演奏を繰り広げていたのがアルバート・アイラーだ。これはその彼が残した最高作で、ゲーリー・ピーコックにサニー・マレーのトリオでひたすら触発的なブローを重ねてみせる。暴力的ともいえる力づくの演奏でありながらハート・ウォームに響くソロは、いまも多くの人に感動を与えている。『ジャズマンはこう聴いた!珠玉のJAZZ名盤100』
同書から引用したジョシュア・レッドマン(ts)のコメント「アルバートのプレイはアヴァンギャルド派の中でもかなり特徴的だ。ヴィブラートを用いたフレーズが持続することで高いテンションが保たれている。コルトレーンの《シーツ・オブ・サウンド》をもっと大胆にしてみせたとでもいえばいいかな?この奏法を試してみるとわかるが、すごく肺活量が必要なんだ。それを彼は長時間続けられるんだからすごい。」